スマホの背景画面を彼女の写真にしてるやつは敵
昨日、久々に友人と会って車でショッピングモールに行った。
友人は既に社会人で、昨日は会社が休みだったので地元に帰って来ていたらしい。
そして、ショッピングモールの中の喫茶店で休憩でもしようかと言う話になり、二人掛けのテーブル席でダラダラしていた。
しばらくとりとめのない話をしていたんだが、ふいにそいつがスマホを取り出して操作し始めたわけですよ。
そして自分は見てしまったのだ。
スマホの背景画面が女の子の写真だということに。
おいおいちょっと待ってくれよ、おまえそんな彼女とかできるようなタイプじゃなかったじゃん。
教室の隅で低いテンションの会話を俺のような男子とするばかりの青春時代だったじゃん。
めげるわ……。
しかも俺が写真のことを指摘したら昨日は夜から彼女の家に泊まってたとか言い出すし。
おいおい、冗談はよしてくれと言いたかったが、考えてみればそいつの髪はいつの間にやら金髪になってるしピアスは空いてるし、彼女が居てもおかしくないかもしれないと思ってしまった。
お前はいつから俺を置いてそんなところへ行ってしまったんだ?
同性とすらあまり交流の無いわが身と引き比べて、とりあえずすげー凹んだ。
そもそもなんだ、スマホの背景画面を好きな人の写真にしたところでアプリのアイコンが邪魔で良く見えないだろ!
本当に彼女が好きならそんなアプリのアイコンで隠されるのを嫌って、アプリをすべてアンインストールするくらいの気概でいるべきだ。
絶対他のやつらに見せつけたいだけじゃねーか!
許すまじ、スマホの背景画面を彼女の写真にしてるやつ。
ニュースになってる編集者の殺人事件って、まるで古畑任三郎か刑事コロンボの世界みたいだ
って思った人、絶対自分以外にも居るだろう。
ちなみにニュースの記事はこれ。
講談社「モーニング」の敏腕編集者 妻の殺害容疑で逮捕(1/2ページ) - 産経ニュース
こういう「ある程度の社会低地位がある人間による殺人事件」っていうのが、古畑任三郎や刑事コロンボに共通する点である。
弁護士だの医師だの社長だの。
そう言えば古畑任三郎で風間杜夫が演じた犯人は月刊カドマツの編集長だったな。
どうしてこれらのドラマの犯人は社会的地位が高いんだろう?
やっぱり社会的地位がある人間って自分の立場とか影響なんかを考えてしまって、隠蔽工作をしがちなイメージがあるのか?
確かにそうかもしれない。
この事件でも最初のうちは自殺だと証言していたらしいし、容疑者には隠蔽の意図があったのは明らかだろう。
それがどの程度のものだったのかはわからないけど。
人間、そうそう自分が手に入れた立場を手放す気にはなれないよなあ。
それが努力した結果であって、周囲からも羨望のまなざしを受けるようなものであればなおさらだ。
それにしても「進撃の巨人」やら「聲の形」やら、随分なビッグネームに関わっている人だったみたいで驚くばかり。
編集者としての能力がある人なのは確かっぽいし、本当にもったいない。
そりゃあ隠蔽したくもなるか。
音楽ウェブマガジンの「BASEMENT-TIMES」 、すごく好きだけどちょっと憎い
昨日だったか、ネットサーフィンをしながら別タブでYoutubeの音楽を適当に聞き流していた。
最初に聞いてたのはAlfred beach sandalあたりだったかな?
軽快でどこかひねくれた感じがとても好きだ、CDも持ってるけどYoutubeでもついつい聴いてしまう。
連続再生機能をオンにしていたので、段々と自分の知らない曲が流れるようになったのだが面倒くさくて流れるままにしていた。
そしたらめちゃくちゃ洒落た雰囲気の曲が流れ始めて、「お、これはいいんじゃね」と感じてYoutubeの再生ページを見た。
流れてたのはコレ。
とても良い雰囲気、かっけー。
こういう掘り出し物があるから、適当に連続再生で音楽を漁るのはやめられないのだ。
ところでこのバンドについてグーグル先生で検索を掛けてみたところ、上から二つ目に出てた記事がコレ。
やっぱりあったか、BASEMENT-TIMESの記事。
BASEMENT-TIMESと言えば日本のロック界隈では超人気のウェブサイトだ。
ロック好きな人なら結構な割合がのぞいてるんじゃないだろうか。
実際に自主企画でライブやったりするくらいには勢いがある。
自分はそんなに熱心に音楽聴いてるわけじゃないけど、このサイトは記事読んでるだけで面白いしたまにのぞいている。
そして、気になったバンドなんかを検索するとたいていここの記事がヒットする。
すごいアンテナだなー、と感心してしまう。
BASEMENT-TIMESさえ見てれば、日本のロック界隈で流行ってるものがだいたいキャッチできるだろう(まあ記事の中には有名バンドを貶してるものも多いけど)。
これってすごいことだよなー、と思うのだ。
自分のように音楽の趣味について話せる知人が居ない場合、こういうウェブサイトなんかは非常にありがたい。
たとえ他の人との情報交換ができなくても、自分一人ではとても知り得なかった良いバンドやらジャンルやらに触れることができるからだ。
ただ、ありがたいと思うと同時に自分のような適当に触手を伸ばして新しい音楽を見つけてる人間にとっては、羨ましいやら妬ましいやら思うところがあるのだ。
自分がたまたま見つけた良バンドの記事が既に作成されてる。
これが自分の如き根暗音楽ファンの自尊心を傷つける。
音楽の趣味って自分のアイデンティティに関わってくる気がして、そういう部分で「他人と違う」というのは自尊心を高めてくれる。
好きな音楽、バンドがマイナーであればあるほど自尊心は高まり、「俺はお前らとは違うんじゃい!」みたいなマウントが取りやすくなるのだ。
口に出して言いこそしないが、自分のように低俗な人間は心の中でこう思うことによってストレスフルな現代社会を生き抜いている。
それがBASEMENT-TIMESで既に紹介されているとなるとどうか。
もし何かの拍子に自分が「このバンド好きなんすよー」とか言ったとしよう。
すると相手が「あ、こいつどうせBASEMENT-TIMESで知ったんだろうな」と思うかもしれない。
いや、思わないかもしれないけど「思うかもしれない」という部分が重要。
むしろ自分が好きなバンドについてしゃべることがあるという可能性は限りなく低いのだが、実際に起こるかどうかが問題ではない。
「起こるかもしれない」そう考えただけで繊細な自尊心はズタズタである。
いけ好かない野郎に対してマウントとれねえじゃん!
すげー自分勝手なこと言ってるけど、こういうわけでBASEMENT-TIMESについては愛憎半ばみたいな感情を持ってる。
いや、ぶっちゃけ大好きだけどね、愛:憎の割合は8:2くらい。
そういうわけで、最後に一つだけ。
THE PINBALLSは自分の方が先に好きだったから!
以上。