面白そうなものほど、後に残してしまう
そういう人、きっと居るでしょう。
自分は完全にそちら側の人間で、たとえばファミレスでハンバーグのセットを頼んだらまず付け合わせの野菜を食べ、それからほんの少しのハンバーグをおかずに白米を食べきり、最後に残しておいたハンバーグをゆっくり食べる。
ここまでくるとハンバーグは十中八九冷めているので、たいてい「もっと早く食べておけばよかった!」と後悔することになるのだが、どうにもこの癖が治らない。
同じことが本にもCDにもブルーレイにも言える。
自分は本を結構一気に買うタイプなので、基本的に積ん読の数が多い。
今は多分百冊くらいあるんじゃないだろうか。
そうして一気に買った本を少しずつ読んでいくのだが、自分はそれまでに読んだことが無い作者の本から読みだす傾向にある。
お気に入りの作者の本、つまり「ほぼ面白いことは間違いない」本はなるべく後まで残しておいて、ぶっちゃけて言うと「面白いかどうか疑わしい」本から読んでいく。
そうすると最初の方に読んだ本が面白くなくても、後から読んだ本で口直しができると考えているのかもしれない。
まあ自分は何を読んでもそれなりに楽しめるので、そんな事態になることはほとんど無いんだけど。
だから部屋には面白いんだろうけど読んでない本がいくつも本棚に収まっている。
早く読みたいと思うのに、そういう「お楽しみ」の本を読む前に読んでおきたい本が多すぎて、なかなかそこまでたどり着かないのだ。
古いのだと買ってから一年以上経過しているのもあって、流石にそれはどうなんだという気がしている。
最近ではそういう「お楽しみ」の本も、「それほどお楽しみじゃない本」の合間合間に読むようにしていて少しずつ減ってはいるのだが、なかなか減らない。
そのスピードを上回る勢いで新しい本を買ってしまうからだ。
もう本棚に本が入りきらないのに、本棚を買うお金があったら本やCDを買おうと思ってる自分が居て我ながら呆れる。
CDも本と同じで、一気に何枚も買ったらお気に入りのアーティストのやつは残しておく。
最初によくわからないアーティストのやつから聴いていくのだ。
まあ、CDに関しては本ほど次々に買ってしまうわけじゃないので(基本的にタワーレコードオンラインで良いクーポンがあるときしか買わない)、本よりはずいぶんマシ。
ひどいのはブルーレイで、アニメのボックスを買ったりするとなかなか観ない。
買ったもの以外にも、現在録画中のアニメの消化に忙しいからだ。
BACCANO!とかSteins;Gateとか、観るのにカロリーが要りそうでなかなか手を付けられずにいる。
特にこういうものは既に内容を知っているので、なおさらその必要なエネルギーの多さが気になってしまう。
一つ一つの値段が高いからそうそう買えないが、だからこそ何度も繰り返し観て楽しむべきだとわかってはいるんだけどなあ。
今決めた、今年の目標はそういう積ん読とかまだ観てないブルーレイとかを消化していこう。
とりあえずBACCANO!のブルーレイでも観ようかな…。