新幹線での移動
今日は祖父母宅からこっちに戻るために新幹線に乗った。
新幹線というのは本当に便利だと思う。
あっという間に人間を目的地(の付近の付近の主要駅)から目的地まで運んでしまう。
でも、それについて思わないところが無いわけじゃない。
もちろん自分はこの文明の利器を享受している身だから、新幹線反対なんて言えるわけもない。
ただ、ちょっとばかり移動できるスピードが速すぎるのではないか、と思うのだ。
この速すぎるっていうのは何かしら問題があるような気がしている。
人間の体って、こんな速さで場所を移動しても平気なつくりになってないんじゃないか。
人類は誕生以来数百万年くらいの間、自分の足で歩いた分だけしか移動できなかった。
それが文明の発達で急に人間の移動速度が上がった、というか自分の足で動こうとしなくても電車やら車やらによって移動できるようになった。
こうなると、脳みそが思ってる移動距離と実際の移動距離に差があり過ぎて、パニックを起こしちゃうんじゃないかとか考えてしまうのだ。
徒歩ならまったく問題なし、走るのも同様。
自転車で移動するのもまあ平気。
下道を車で走るのもギリギリ許容範囲。
ただ、高速道路やら急行電車あたりになってくるとだいぶ怪しい。
新幹線、おめーは完全にアウトだ。
なんとなくこんな線引きが頭の中にある。
これは今勝手に思っていることで、何の根拠もないし特に実害があるわけじゃない。
「新幹線で移動するのは不自然だ、歩こう!」とか言いたいわけじゃない。
自分はこれからも車を運転するし、電車に乗るし、新幹線を使う。
だって便利だもん。
ただ、新幹線で移動をすると歩いたわけでもないのになんとなく「疲れたなあ」と感じてしまうのは、こんなところに理由があるんじゃないかと思ったのだ。
他の人はどうなんだろう、やっぱり車に乗ったり新幹線に乗ったりすると意味もなく疲れるものなんだろうか。