三日に一度寝坊してるんだが社会人になったら死にそう
タイトルで「寝坊」って言ったけど、実際には現在の生活には用事も何もないから正確には「寝坊」じゃない。
ただ最近は「朝八時に起きる」という目標を自分の中で立てていて、目覚ましもセットして起きようとしている。
その朝八時起床のサイクルが、ほぼ三日に一度リセットされてしまう。
寝坊しちゃうのだ。
昨日と一昨日は八時に起きたのに、今朝起きたのは十二時くらいだった。
ついさっき朝ご飯か昼ご飯かわからないご飯を食べたところ。
この前にこのサイクルが乱れたのも、たしか二日間はしっかり起きて、三日目に寝坊しちゃったのだったと思う。
四月からは一応会社員なわけで、その前にもうちょっと規則正しい生活サイクルを身につけたいのに、どうしても朝起きる時間が一定にならない。
このままではたぶんヤバイだろう。
実際には社会人がどういうものかよくわかってるわけじゃないので、本当にやばいのかどうかはわからないけどたぶんヤバイ。
そもそも、中学生くらいまでは普通に早起きの習慣がついていた。
小学生の頃から朝早く起きて学校行く前に新聞を読んでいたので、朝六時半くらいには起きて八時前に家を出ていた。
中学生になると部活の朝練の前に録りだめしていたドラマ(たしか生田斗真が出てた「魔女裁判」とか、昼間やってた古い「相棒」とかを観てた気がする)を見る習慣があったので、五時か四時半くらいに起きだして誰も居ないうちに観ていた。
そして七時前に家を出て朝練に行っていたのだが、今考えると少し頭おかしいな。
高校生になると部活の朝練はサボっていたので起きるのは少し遅くなったけど、それでも七時くらいには起きていた。
まあ、昔はそんだけ早起きができてたという話。
それが大学生になった途端、だんだんと早起きができなくなった。
下宿暮らしになったのも原因の一つかもしれないけど、実家にいるころでも親に起こされることもなく自分の目覚ましで起きていたのだから、親が起こしてくれなくなったのが原因ではなさそうだ。
それでも一限と部活がある土曜日は何とか気力を振り絞って起きられていたのだが、三年の後期から時間割から一限が消え去り、そして部活動でも上級生になって出席がある程度自由になると一気に朝起きられなくなった。
七時起きをこなしていたころの自分が、信じられないほど遠い存在に感じられるようになった。
四年になると大学の講義がゼロになり、思うさま怠惰な生活をむさぼった。
毎日毎日昼頃までベッドで横になり、腹が減って耐えられなくなったら起きだしてご飯を食べ、ダラダラとネットサーフィンをしてネット麻雀をやりこみ、本や漫画を読んでCDを聴いて、気が付いたら夜になっていて寝る。
睡眠時間は優に十時間を超えていた。
就活はほとんどエントリーシートを出さなかったので、何かあってもせいぜい週一といったところで、その時だけ頑張って午前中に起きたりしていた。
そして卒論も出して数か月後には社会人かあ……と思ったとき、「このままだと自分、やばいんじゃないか?」とようやく危機感を持ち出した。
そして年末あたりから早起きを頑張ろう(と言っても八時)と心に決めて今に至る。
会社の始業時間が九時前とかだから、本当は朝八時でもたぶん間に合わない。
なのにそれすら到底おぼつかないってどういうことだ。
やっぱり用事が何もないのがいけないのかなーと思うが、そのために用事を入れるのも面倒だし、そもそも今の自分にどんな用事があるというのか。
会社が始まったら自然にどうにかなるのだったらそれでいい、ただどうにかなるのかならないのか、それが会社が始まるまでわからないのが一番困っている。
アニメ「BACCANO!」一気見したので感想
ずっと前にブルーレイボックスを買っていた「BACCANO!」を一気見した。
1930年代、禁酒法時代のアメリカを舞台に錬金術師が作り出した不死の酒をめぐってマフィアやチンピラや錬金術師やカップル強盗が巻き起こす騒動に、大陸横断特急フライング・プッシー号での狂信者に不良少年に快楽殺人鬼なんかが暴れまくる事件を群像劇で描いた作品。
控えめに言ってもめちゃくちゃ面白いし、観てない人には本気でオススメする。
前にもレンタルで観たことがあったんだけど、とても気に入ったので思い切って数か月前に購入したのを今日まで観てなかった。
そろそろ観てみようかなーと思って観始めたら面白くて面白くて、一話から番外編含む全十六話を一日で観てしまった。
久し振りに観てみたらオープニングで軽くこれまでの内容に触れているし、登場人物の名前もしっかり紹介しているしで視聴者の理解を助ける工夫がされているのに気づいた。
まあね、そんぐらいしなきゃ複雑すぎてなかなか内容が頭に入ってこないしね。
それでもリアルタイムで視聴していた人のいくらかは、内容について行けなくて脱落しちゃった人も多かったんじゃないかなあと感じた。
いやあ、脱落したまま観てない人は本当に損してる。
群像劇なので登場人物がとても多いことに加え、時間と空間が頻繁に飛ぶので最初のうちは何が何やらわからない。
でも観ていくうちにだんだん誰が誰なのか、どんな関係を持っているのかがわかってきて、テンションマックスでラストを迎える。
一見バラバラに起きているようなあれこれの事件がどんどん関連性を増していって、最後にはきれいにつながり、かつそれぞれの話もしっかりした結末を迎える構成が最高に観ていて快感なのだ。
かっこいい雰囲気が好きな人にも、複雑な話が好きな人にも、ハッピーな話が好きな人にもおすすめ。
多少グロイところもあるけれど、アニメだからといって敬遠するのはあまりにも勿体ない作品。
これは別に萌えを押し出している作品じゃないけど、女の子もかわいい。
ミリアちゃんとか超おバカだけど好き。
一番好きなのはやっぱりレイチェルくんだけどね。
かっこいいし身体能力高いし素直じゃないところもいい。
寝る直前に考えること
って相当わけわからないですよね。
ベッドに入って考えている最中は
「お、これすごい発想だ!自分天才なんじゃないか」
とか思っているのに、朝になったらたいてい忘れてる。
仮に覚えていてもそんなに珍しい発想でもないってことがしばしば。
寝る前ってできれば何も考えないほうがいいと思うのに、どうして人間の頭ってこうもどうでもいいことをあれこれ考えてしまうのか。
せめて何かの役に立つようなことを考えてくれればいいのに、考えつくのは最近読んだ小説に出てきたアイデアを三番煎じくらいにしたようなものばかり。
脳みそに回る糖分の無題遣いだし、考えれば考えるほど眠れなくなるという悪循環。
まあ、考えている最中はそれなりに楽しいから、それでトントンってことなんでしょうか。
最近はあまりにも小説のネタみたいなものが頭に浮かんでくるので、そのうち小説にでも仕立てて新人賞に応募していやろうかと考えている。
考えていたことを翌朝まで覚えていたら、百に一つ二つは小説が欠けそうなもんだと思っている。
昨日考えていたことはなんだっけな。
そうそう、人間の体において病原菌に対して免疫機構が働いて抵抗する仕組みと、社会において犯罪者に対して警察機構が働いて捕縛する仕組み、似てるっぽいんじゃないかなっていうことだった。
そこから敷衍して人間社会と人間自体を同一視してみるとか、そんなことを考えていた。
社会の移り変わりを最適化と捉えてみたり、変わらない部分を恒常性と捉えてみたり、世代の交代を細胞の入れ替わりと捉えてみたり。
いやまあ、似てないことは無いけど結構牽強付会な感じが拭えない。
これで小説を書くのはちょっと無理っぽいなあ。
ちなみにこの発想、ちょっと前に感想を載っけた森博嗣「数奇にして模型」で出てきた「人間はどこまで一つなのか?」みたいな問いに触発されたものだと思われる。
犯人の動機とも関わっていたし、結構心に引っかかっていたようだ。